科学の甲子園ジュニア県大会 愛光中2チームが全国へ
中学生が知識や技能を競う科学の甲子園ジュニア愛媛県大会が26日、松山市上野町の県生涯学習センターであった。出場した57チーム約170人が知恵を出し合って課題に挑んだ。
競技は3人一組で、筆記と実技の総得点を争った。実技では、画用紙とポリ袋でロケットと発射装置を作り、袋から押し出した空気でロケットを飛ばす課題が与えられた。飛距離と的に当てる正確さに応じて得点が入り、協調性や創意工夫なども審査された。
生徒らは空気を押し出す力が強くなるよう画用紙を細く丸めたり、円すい状にしたりと試行錯誤。テストを繰り返し「ロケットの先を重くすれば遠くに飛ぶ」と改良を加えた。松山市の愛光中が上位2チームを占め、12月に東京で開かれる全国大会に進んだ。